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ハグ林 2ndアルバム&Tシャツ入荷しました!

ハグ林 2nd宅録アルバム『FUCK & FOLK』入荷しております。
発売して数日ですでに再々入荷!!
前作『十九才のメモ』はある種のコンセプトアルバム的な趣があり、十九歳の内に抱えるジレンマと妄想でできたその濃いエキスをぶちまけたようなパーソナル感の強いインパクトのある作品でした。
それから約4年を経て2019年9月に発売されたこの待望のセカンドアルバムは、ハグ林の持ち味やスタンスはそのままにより奥行きを増した素晴らしい作品に仕上がりました。
ドキッとするような過激なワードや独特の歌いまわしは彼の持ち味のひとつですが、本作ではそれよりも圧倒的に「うた」そのものの魅力が光っています。
歌とギターを主するその弾き語りスタイルはシンプルながらも表現力の幅と深さが増し、ここ数年の彼を取り巻く環境の変化が作用したかどうかは定かではないけれど、歌詞世界も投げやりで自虐的な場所から一歩外へ踏み出したかのような、これまでにない広がりを持った視点と風通しの良さが全体を覆っています。
彼のスタイルはいわゆる日本フォークの主流とは離れたところにいるとは思いますが、あえて例えるなら初期の荒ぶっていた頃の吉田拓郎や、最近では加地等に近いものを感じます。
新しいカタチを求め音楽を進めていくスタイルもカッコイイけど、シンプルなメロディーや構成で誰でもできるようなやり方で誰にも真似できない自分だけの表現を追求するやり方もかっこいいと思っていて、もちろん、ハグ林も後者。
店主いわく“三重の宝” (笑)
まあ、言い方は何であれ素晴らしい音楽家であることに間違いはないです。

ここ数年で少しづつファンも増え、有名人からの支持や各地でのオファーも増えつつありますが、彼自身はそんなこと何もなかったかのように相変わらずで、これからもうつむき加減で所在無さげに丸めた背中にギターを担いでどこかの街に歌いに行くことでしょう。
まだまだレコ発は奈良、京都、三重(伊勢・松阪)と続きます。近くに来た際はぜひ彼の歌を聴いてやって下さい。
そして、気に入ったら新しいアルバムも買ってあげて下さい。
声をかけたら不器用に笑ってくれると思います。いいやつです。
CDには最近おしゃれに進化したサインもかいてくれると思います。

■2nd『FUCK & FOLK』ONLINE SHOP▶︎▶︎▶︎
■1st『十九才のメモ』 ONLINE SHOP▶︎▶︎▶︎

オリジナルTシャツもグレーとホワイト2色発売中。サイズ展開はS、M、L、XL。
水色レコードでも若干数取り扱っています。